冬スゴロク

あぁ、もう冬が近いな。

私(道産子)は本気で雪が嫌い。
生半可な気持ちじゃない。
雪嫌いの気持ちなら誰にも負けない。

雪嫌いの友達と、
どっちのほうが雪嫌いかを競ったりもする。

たいてい軍配は私に上がる。
勝利の女神は私に微笑む。

というより、雪ごときに本気で怒り狂い、
雪相手に暴言を吐く私を見て、
最後はだいたい友達があきれるパターン。

「どんなに悪あがきしたって
 降るんだから諦めたら?」

とか言われる。

2日前も言われた。

何分か前まで私と一緒になって、
「エルニーニョ万歳」とか、
「ドンと来い!地球温暖化」とか、
言ってたくせに。

気がついたら私一人でヒートアップ。

「CO2精一杯出してこ!
 二酸化炭素に頼っちゃお!」
「北海道の天気図に革命起こしちゃお!」

↑この辺から、
あれ?のってこないなぁとは思ってた。

ちょっと、放置されてるっぽい。

「雪祭り中途半端にやるな!
 札幌の雪、根こそぎ使え!」

あ、これいいアイディア。
北海道知事
(名前は知らない、佐藤?山下?)
この案を少し検討してみてください。

なんて自分のナイスアイディアに酔っていた。


「私、雪祭りけっこう楽しみ。毎年行ってるし」

思わぬ返し。
きつねにつままれた気分。

「へぇ?・・・行ってるんだ?」

「うん。マッチは行ったことないの?」

「子供のときは行ったけど、
 迷子になった」

「そろそろ行けば?」

「行かねぇ」

「ふーん」

「もしかして、
 ヨサコイとかも行ってんの?」

「見に行くことはあるけど」

「うわ、さいあく」

「うっさい、マッチがさいあく」

「つーか、あんた結婚まだ?」

「うん・・・もうちょい待って」

「3年前くらいから
 年内にはって言ってたよね」

「つーか、彼氏が私のカードで、
 キャッシングしまくって
 居なくなっちゃった」

「あ、結婚どころじゃないね」

「うん、もうビックリ」

「んで、彼氏見つかった?」

「青森でね」

「海超えたんだぁ・・・」

「見事に超えた・・・・」

「おかね返してもらえそう?」

「無理っぽい」

「でもさぁ、そんなんだったら、
 何年か前の、あんたの想像妊娠騒動。
 想像でよかったね」

「それは言うなっつーの」

「あぁ、ごめごめん(笑いながら)」

「笑うなっつーの(素早い反応)」

「あー、寒くなってきたー。」

「冬だねぇ」

「冬だなぁ」

「マッチって雪嫌いだよなぁ。
 私も雪大嫌いだけど」

「もう1回やる?」

「暇だしやってみよっか」

振り出しに戻る。
あー、つまんない。

※ほんとは、ここからスキーの話に持っていくつもりだったけど、飽きた。


           おしまい。

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