都市伝説

最近、我が家にオバケが出ると、もっぱら噂。

旦那さんが1人で騒いでるんだけど。

なんか、霊体験しちゃってるらしい。

どんな霊体験かは、説明するの面倒なんで、あえて省略。
(簡単に説明すると音系)

私は、霊感ってやつがこれっぽっちもないんだけど、小心者レベルは最大級。

びびりぃ。

もう、こわくって夜とか寝れないし、ちょっとの物音にもビクッってなるし。

無理して歌とか歌ってカラ元気もいいところ。

でも、だんだんそんな生活に腹立ってきた。

なんだっつーの!

自分が見たわけでもないし、居るか居ないかもわかんない奴に、生活おびやかされるなんて、まっぴらごめんだ。

ふざけんな!この、死にぞこない!負けるな、自分!

なんて、自分を励まし、でもやっぱり、ちょっと怖がりながらも見えない敵を挑発。

とりあえず、出ると噂の部屋へ行き、「喝!」と、効果のなさそうな奇声を発してみたり。

またある時は、その部屋で、「出・て・けー! 出・て・けー!」とゲットアウトコール。
(ノリノリな手拍子のオマケ付き)

でも私も、女のはしくれ。
結局こわい。
でも、ムカツク。

今、私にとって心強い存在になるであろう人物は、織田無道でもなく、はたまた、甘いマスクの陰陽師でもなく、あの有名な大槻教授です。(例のおこりん坊)

教授を家に招き、存分にもてなし、科学のなんたるか、そして非科学的な現象が、いかに、くだらないか。

我が家の超常現象のタネ明かしなんかもあると酒も進んで、なおGOOD!

この2点(タネ明かしを入れて3点)についておおいに語っていただきたい。(ついでに矢追を潰す)

すると私の生活はきっと、素晴らしき日々になること請け合い。

誰か、話しつけといて。

そんじゃ、来週の月曜までアディオス。

なるべく忘れないでください。


           おしまい。

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